●どうして「D51」なの?
JR(旧国鉄)では、SLの形式は「アルファベット1文字+数字2桁」で表されます(※1)。それぞれがどのような意味を持つのか見ていきましょう。
まず最初のアルファベットですが、動輪(自分で動く車輪)の軸の数を表しています。アルファベットに対して先頭から小さい順に数字が割り振られていて、Bなら2番目で2、Cは同じく3といった具合です。D51は「D」なので、動輪が4軸あるという事になります。
動輪の軸数(と大きさ)は機関車のスピード・けん引力と関係があります。軸の数を増やし、車輪の大きさを小さくすれば、力が強くなり、重い荷物もしっかりと引けたり、坂道が登りやすくなります。その反面、小さい車輪ではスピードが出しにくくなります。D51はもともと貨物用として造られたため、多少遅くとも力が出せる造りが選ばれたのです。