●EF55 1(準鉄道記念物)
1936(昭和11)年に造られたELです。
当時は世界的に流線型が大流行していて、鉄道でも流線型の車輌が多く造られました。EF55もその1つで、片方の先頭部が流線型をしています。
空気抵抗を減らす狙いもあって導入された流線型ですが、そのうち当時の車輌のスピードではほとんど意味がない事が分かってきました。そうなると、折り返しの際に方向転換しなければならない煩わしさや、流線型カバーが点検のとき不便であることなどが敬遠され、結局3輌製造されただけで終わってしまいました。
この1号機は高崎機関区で廃車後保存されていましたが、D51498に先立つ1986(昭和61)年に復活し、以来イベント列車で活躍しています。
その独特の形から「くつ」「ムーミン」などのニックネームで親しまれています。