●EF64 1001
EF64は山岳線向けに開発された機関車で、普通の機関車と比べて坂道に強い造りになっています。生産が始まったのは1964(昭和39)年で、奥羽線の福島〜米沢間用(※)として造られ、以降上越線・中央線・伯備線などで使われるようになりました。
1980(昭和55)年、上越線向けとして雪対策をはじめいろいろな部分で大幅な改良が加えられたバージョンが登場します。外見上も側面のデザインががらりと変わり、車体の寸法自体も少し長くなっています。このグループは、従来のタイプと区別するために製造番号に「1000」をつけており、「1000番台」と呼ばれる事があります。
1001号機はこのグループで最初に造られた機関車になります。自身がイベント用として運用される他、高崎エリアの車輌が他地域のイベントに出張するときには、よく現地までの回送に使われます。また冬季など、高崎〜水上間でD51だけでは不安なときに補助に使われる事もあります。イベント関連以外でも工事用の臨時列車を牽いたり、工場から出場した車輌や廃車になる車輌を回送したりと、幅広く活躍しています。

※当時の奥羽線は直流電化でした。後に交流に切り替えられたため、現在ではEF64は走る事ができません。